「世界から猫が消えたなら」
昨夜見てきました。
5段階評価で☆100個。面白いです。
ざっくりストーリー書きますと、、、
佐藤健が自転車で走ってたら突然倒れ、医者に脳腫瘍でもういつ死ぬかわからないと伝えられる。
がっかりして帰ると家には悪魔がいて、明日死ぬと伝えられ、取引をもちかけられる。
何かを世界から無くす代わりに1日生きられる。その何かは悪魔が決める。
何かが無くなったら、その何かのおかげで作られた人間関係も消えてしまう。
そして、
まず電話が消える→元カノ(宮崎あおい)との関係が消える。
次に映画が消える→親友(濱田岳)との関係が消える。
時計が消える→父親(奥田瑛二)のお店(時計屋)が消える。
最後に猫が消える?→母親(原田美枝子)との想い出が消える?
共感できる映画でした。
彼女とデートの前日の夜の電話が盛り上がって寝るのが朝方になってしまい、デート中二人して眠くてしょうがなかった、とか、親友が毎日のように小難しい映画のDVDを持ってくるとか、、、そんな誰にでもあるエピソードが出てきます。
僕もそんなこともあったな、、、と。
登場人物にあえて名前がつけられていないあたりも、視聴する僕らにより共感させる狙いだと思います。
この映画は視聴者自身の記憶に強く働きかけるために作られている。
誰もがあるだろう些細だけれど楽しかった記憶を思い出させ、これまでの自分の人生がとても素晴らしいものだったと気づく、そんな作品です。
あと歌も良かったです。
17才くらいのシンガー、ハルヒさんのヒズミという曲。
こんな人です。
では。
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